コラム
ライ『?』・ワーク
2019.11.2213:08
「働く(仕事)」とは?
私が学生当時、就職活動の面接などでよく問われていました。
もう一度原点に返って、「働く」を整理してみたいと思います。
「働く」とは、2種類の方向性があります。
「自分のために(利己)」か? 「社会のために(利他)」か?
起業した当初は、やはり「自分のために(利己的に)」働くことになるでしょう。
即ち、
「①明日の生活のためのお金を稼ぐこと」、
そして、
「②自分の好きなこと・得意なことを仕事になるようにすること」
を目指します。
最初はこれでいいと思います。
まずは、沢山の経験を積むこと、自分の生活を安定させること、これが最初に大事なことですから。。。
ただ、それが叶いつつあると感じられるようになったら、
もう少し視野を広げて、それを
「③仕事を地域・社会・世界とより多くの人へ届けられるようにすること」
を目指したほうが、より働く喜びを満たすことができるようになると思います。
このビジョンが描けた時が、「願望・夢」から「志・大義」へと変わるタイミングになります。
この働き方の3つのステージを
「① ライ『ス』・ワーク」
「② ライ『ク』・ワーク」
「③ ライ『フ』・ワーク」
と捉えると、自分のステージがより分かりやすくなるでしょう。
そして、「自分の人生を社会のためにこう捧げたい」という
③のビジョンを持っておくべきです。
そのためにも「経営戦略」の勉強をしておくことは、挫折することなく志を実現する手段となると思います。
「目的」は『志の実現』、「手段」は『経営戦略』の関係です。
働き方改革の一環で『ワークライフバランス(仕事と生活の調和)』がうたわれていますが、社長は「充実した働き」を提供できる『場づくり』、社員は「充実した働き」を提供できる『人』になれると良いですね!